橿原ふれあいの里
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「アメージンググレイス熱唱で終了式」

 ※音声のボリュームはかなり大きいので、はじめに音量を小さめに調整しておいてください。

私達は、苦しい時、語らずも前屈みの姿勢になってしまったり、とおり過ぎた時は、自然に笑顔が戻る。日々の出来事は、本当に予測不能でやってきます。

神様は、「乗り越えられる試練しか与えない」といいますが、その試練に向かい合ったとき、何度も心が折れそうになり自分の弱さやだらしなさに、ほとほと情けなくなります。

 私達は掴もうとして掴んだわけでもなく、探そうとして探したわけでもありませんが、その試練のさなか、どれだけの人に出会い、どれだけのお力をいただいたことか・・

そこに生まれるものは、感激、感動、歓喜であり、かけがえのない「出会い」があってこそと思っています。

 私達の施設は、こころを寄せ合ったものが集まってできたことがきっかけです。今も手段はどうであれ、弱い立場の人と共に生きようとする、その空気は引き継がれているものと信じています。

 力ある人が力不足の人の力になり、助けられたり、助けたりしながら一緒に歩き続ける場所であると考えています。これからも数えきれない「出会い」にときめきながら毎日を大切に生きていきたいと思っています。

 そして、今年もたくさんの人がこころを寄せてくださいました。その中の1人に豊岡史朗先生がいます。

 平成28年4月から始まった、「Team English!」訳すと「チーム 史朗先生!」といってもおかしくありません。素晴らしい出会いと楽しい時間の連続でした。

学校を卒業してからは、英語を話すことなどなかった利用者の人達は、張り切って挑戦しました。その人ならではの発揮を促す環境作りは、周囲の「人」づくりでもあります。

 史朗先生の英語は、オーストラリアで暮らしておられた経験もあってかっこいいのです。が、その発音を学び、真似する利用者の人は、もっとかっこいいのです。

史朗先生、1年間、愉快で本気な「英会話教室」をありがとうございました。感激、感動、歓喜の瞬間をたくさん経験しました。私達は、よそにないオリジナルな経験を積上げることができました。         

吉田壽子

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