法人概要
概要
私達は、弱い立場の人々が地域社会において自立生活を図る支援を行い、福祉の充実、町づくりの増進に寄与することを目的とします。
所在地 | 奈良県橿原市十市町122-2 |
---|---|
電話番号 | 0744-24-1515 |
FAX | 0744-24-1151 |
hidamarifureai@nifty.com | |
理事長 | 吉田 壽子(よしだ としこ) |
定款
役員等名簿
役員報酬規程
事業内容
- 就労継続B型 ひだまり
- 生活介護Ⅰ あさひの
- 生活介護Ⅱ ひだまり
- グループホーム みんたる
- グループホーム はるひの
- グループホーム あららぎ
- グループホーム さんきら
- グループホーム さくらば
- 日中一時支援 ひだまり
- グループホーム かすがひ
沿革
平成6年4月~平成15年3月 | 無認可福祉作業所としての活動 |
---|---|
平成14年 9月 | 社会福祉法人橿原ふれあいの里福祉会設立、認可 |
平成15年 4月 | 知的障害者通所授産施設ひだまり開所 知的・身体障害者ディサービス開所 |
平成17年 10月 | グループホーム「みんたる」開所 |
平成19年 4月 | ディサービス事業が生活介護「あさひの」に移行 |
平成20年 4月 | 日中一時支援スタート |
平成22年 3月 | 「知的障害者通所授産施設ひだまり」が多機能型に移行(就労B型・生活介護) |
平成22年 8月 | 清水基金助成金を受けカフェ「ソレアード」誕生 |
平成24年 6月 | クループホーム「はるひの」開設 |
平成24年 10月 | 全日本自動車産業労働組合総連合会より送迎用福祉車両(トヨタ・エスティマ)の寄贈を受ける。 |
平成25年 2月 | 指定特定相談支援事業スタート |
平成26年 6月 | グループホーム「あららぎ」開所 |
平成26年 7月 | グループホーム「さんきら」開所 |
平成28年 3月 | 作業棟「ぷろっぷ」を新築 |
平成28年 3月 | カフェ「ソレアード」の増築 奈良県産木材使用(平成27年度、公共建築物木造・木質化推進事業における補助金申請) |
平成28年 5月 | グループホーム「さくらば」開所 |
令和2年 5月 | グループホーム「かすがひ」開所 |
令和元年度事業報告
【事業の総括】
令和元年度は、前年度の決算の反省点を重く受け止め、収支における人件費のバランスに緊張感を絶やすことなく運営できたと考えられます。4月当初から、6人の新規の利用者の契約があり、日中のサービスにも若干の余裕ができました。5月以降の法人全体の利用収入は、前年度(平成30年度)と比較して、月平均1,000,000円の増収につながりました。
人件費に関しても、給与・賞与ベースでは、前年度(平成30年度)より年間5,000,000円の減額、派遣社員に関しては、約2,000,000円、減額することができました。
昨年度と同じく、人材の確保に困難を極め、常に現場における人材不足対応に追われましたが、その中でも、利用者の人権侵害と向き合える人材育成、福祉ニーズに対する積極的対応、災害時における危機管理意識徹底等を重点的に研修するとともに達成に力を注ぎました。
事業としては、令和元年度は、新しいグループホームの建設という大きな目標と実践が柱になりました。前年度の決算が安定したものではなかったため、借入に関しては、指摘部分もありました。又、当初、予定していた見積より、資材の高騰、人件費の高騰等により、大幅に建設費が膨らみました。しかし、親亡き後、又は病床で子供の将来を案じておられた親御さんの気持ちを察し、グループホームの新設は、急がれるものでした。平成2年に入り、予期せぬコロナウイルスの影響で、資材の確保が危ぶまれましたが、何とか、4月に完成、引き渡しの運びとなったことは、関係者の皆様に感謝以外の言葉がみつかりません。
7年前に建った「コーポはるひの」の隣に弟のように新設されたホームに「コーポかすがひ」と命名いたしました。地域と施設をつなぎ、人と人をつなぐ「かすがひ」となって、入居者が幸せに暮らせる生活の場として発展するよう、みんなで努力していきます。
「かすがひ」は、6月1日に開所して、徐々に入居の整備を行っていきます。
① 基本姿勢について
前年度同様、利用者の意向を尊重して、利用者本人が希望する暮らし方への支援を目標に取り組みました。利用者の高齢化に関しても今後の課題は膨らみました。昨年、12月にグループホームで暮らす利用者がお亡くなりになりました。病気が発覚してから最期のときまで、私たちは、どのようなことを考え、どのような行動をし、どのような準備をしていたか、常に利用者の希望が反映されていたかどうか、この経験から、私たち介護者は、多くのことを学ぶことができました。
高齢化と向き合う中で、家族との関係性、本人の意思決定、成年後見人制度の活用等、研修の機会を増やし、よりよい実践につなげていかなければならないと考えています。
権利擁護における利用者の意思決定支援の意味と意義を理解することが基本姿勢であると確認して次年度につなげたいと思います。
② 職員の資質および支援技術向上のための研修参加について
研修内容 | 場 所 | 参加人数 | |
4月 | 初任者研修・全体会議 | 法人 | 33名 |
5月 | 虐待防止・権利擁護 | 法人 | 28名 |
6月 | 権利擁護・災害マニュアル | 法人 | 24名 |
8月 | 全国グループホーム等研修会 | 千葉県 | 2名 |
9月 | 全国生産活動・就労支援部会 | 宮城県 | 2名 |
10月 | 全国知的障害者福祉職員研究大会 | 鹿児島県 | 3名 |
11月 | 障害者支援施設部会全国大会 | 新潟県 | 3名 |
③ 地域貢献の取組
10月に開催した秋祭りは、子供たちから高齢者まで来場していただき盛況に終わりました。移動動物園は、一昨年よりは、小規模のイベントとなりましたが、「鷹匠」による演技、メダカ救い等は初めての試みで、来場者に大人気でした。また、地域のお店が模擬店を出店してくれたことは、地域との連携を感じさせる行事となりました。多くの来場者で盛り上がり、来年を期待していただく声が有難く、職員のやる気にもつながりました。
6月には、地区小学校からPTAの見学がありました。中堅職員の説明も自己研磨につながり、成長を伺えました。
秋には、十市神社の祭り、模擬店参加。中和済生会病院の健康福祉祭り参加等、施設の紹介と授産商品の販売に努力しました。
④ 利用者の安全の確保、健康管理について
年2回の防災訓練を実施しました。(火災・地震)。緊急時における役割の確認と利用者の意識の向上に努力すべき課題は大きいと考えます。避難経路の確認、動きの確認は年2回の訓練では足りず、習慣的な取組をする必要があると考えます。職員の入職、退職に伴い、防火管理マニュアルに漏れがないよう、研修を増やしていく予定です。また、水、非常食、マスク等、災害時の備蓄が手薄に感じられたので、確認の上、整備していきたいと思います。
利用者の健康管理については、年1回の健康診断や、施設内におけるインフルエンザの予防接種を実施しました。体調を崩した利用者においては、嘱託医(飛鳥川クリニック)の配慮でスムースに治療を受けることができました。今後は、感染症対策も視野に入れて、利用者の既往歴、生活習慣、予防接種歴等の情報を確認して、重症化のリスクを軽減できるよう努力していきます。
⑤ 苦情解決について
令和元年度の施設に寄せられた苦情件数はゼロでした。
⑥ 活動報告(平成31年4月~令和2年3月)
内 容 | |
4月 | 入所式 |
〃 | 外出(馬見丘陵公園) |
5月 | 計画相談休止届出 |
〃 | 個別支援計画総括・更新 |
〃 | 日帰り旅行(みさき公園) |
6月 | 理事会 |
〃 | 評議員会 |
〃 | 養護学校より実習生の受入 |
〃 | 地区小学校PTA来所・交流会 |
〃 | 防災訓練実施 |
7月 | 上牧町バザー参加 |
〃 | 外出(大塔村・プラネタリウム) |
8月 | 演奏会参加(桜井市立図書館) |
〃 | 夏休み |
〃 | 理事会 |
〃 | 評議員会 |
9月 | 奈良・ペルー・プエンテ音楽祭開催(桜井図書館) |
10月 | 橿原市いきいき祭り参加 |
〃 | 十市神社秋祭り参加 |
〃 | 中和済生会病院福祉健康祭り参加 |
〃 | ふれあいフェスタ開催・移動動物園 |
〃 | 利用者健康診断 |
〃 | 1泊2日旅行(第1班)東海路・ラグーナテンボス |
11月 | 職員健康診断 |
〃 | インフルエンザ予防接種 |
〃 | 1泊2日旅行(第2班・3班)東海路・ラグーナテンボス |
12月 | クリスマス会・忘年会 |
〃 | 冬休み |
1月 | 初詣・仕事はじめ |
〃 | コーポかすがひ上棟式 |
〃 | 橿原市総合庁舎、清掃活動始まる |
2月 | 新型コロナウイス感染拡大により、消毒の徹底、マスク着用 |
〃 | 防災訓練実施 |
3月 | 理事会 |
〃 | 新型コロナウイス感染拡大のため、利用者の外部委託作業中止 |
⑦ 利用者の在籍状況
事 業 別 | 平成31年4月1日 | 令和2年3月31日 |
通所 生活介護ひだまり | 34人 | 32人 |
通所 就労継続B型ひだまり | 9人 | 10人 |
通所 生活介護あさひの | 22人 | 22人 |
GH はるひの | 13人 | 14人 |
GH みんたる | 6人 | 6人 |
GH さんきら | 3人 | 3人 |
GH さくらば | 4人 | 4人 |
⑧ 市町村別利用者在籍状況(通所のみ・令和2年3月31日現在)
橿原市 | 田原本町 | 大和高田市 | 桜井市 | 大和郡山市 | 天理市 |
46人 | 6人 | 0人 | 3人 | 1人 | 1人 |
香芝市 | 葛城市 | 広陵町 | 高取町 | 大淀町 | 上北山村 |
1人 | 1人 | 1人 | 1人 | 2人 | 1人 |
その他の活動
ア、音楽療法(月1回)
イ、ハイキング
ウ、創作活動(編み物、織物 他)
エ、ダンス
オ、トレーニング(毎日)